Q&A

じょうずな塾の活用法

中学受験をする場合習いごとはどうするべきか

現在小学校5年生です。そろそろ受験勉強も本格化しつつあり、小さいころから通っていた習いごととの両立がむずかしくなってきました。本人は習いごともつづけたいというのですが、このままでは勉強に支障がでるのでは、と心配しています。受験を考えたら、習いごとは辞めた方がよいのでしょうか。

塾の授業日程との調整で無理のないかたちで継続し、受験にも成功した例は多くあります。しかし、スポーツなどで練習や試合日程など個人の都合での調整がしにくい場合には、中学受験との両立は困難でしょう。

時間的制約の点で、進学塾と複数の習いごとがあったりすると、連日、塾か習いごとという事態となり、体力的にも勉強に支障がでてしまうことがあります。
ですから、中学受験を開始するにあたっては、ある程度は習いごとも整理してのぞむ方がよいでしょう。
ピアノなどの個人レッスンで、塾の授業日程との調整が可能であるような場合には、ピアノの先生と相談して無理のないかたちで継続し、受験にも成功した例は多くあります。ピアノを弾くことが気分転換となり、勉強に集中できたという人もいます。
これに対し、団体スポーツのように、練習日程や対外試合など個人のつごうでの調整がむずかしい場合、中学受験準備との両立は、かなり困難となるでしょう。
また、団体競技ではなくとも、男の子のスポーツや、女子のバレエなど身体を使う習いごとの場合は、疲労は避けられず、身体のできていない小学生では、「さあ、勉強しよう」と思っても睡魔に負けてしまうということもでてきます。
小学生にとっては、肉体的な疲労というのは生活の基本部分、また、生活のペースに影響しますので、長時間の勉強を要する受験生活との両立という面ではむずかしくなってきます。
いま、本人にとって、いちばん大切なことはなにかをしっかり見定めて取捨選択することが必要です。それをふまえて親子でよく話しあい、お子さんが納得したうえで方針を決めてください。


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