Q&A

知っておきたい合格ノウハウ

中学受験では平均すると何校くらい受験していますか

受験校選びで悩んでいます。第1志望校は、なんとか決まったのですが、併願校をどうしたらよいのか、また何校くらい受験すべきか迷っています。一般に何校くらい受験するのですか。適切な併願校の選び方も教えてください。

最近の傾向ではひとり平均5~6校を受験しています。併願校選びは、ある程度の幅のなかから受験する学校を選んでいくことで、適切な学校選びが可能となります。

最近の傾向では、平均してひとり5~6校というところでしょう。ただし、同一校であっても受験機会(受験日、午前・午後)が異なる場合にも、それぞれ別に受験したものとしてカウントした数です。つまり、5~6校というよりも5~6受験機会といった方が実態に即しています。
併願校数は、2007年まで増えつづけ、2007年には6・1校ほどにまでなりました。これは、「午後入試」の実施、埼玉県・千葉県などの「1月校入試」の一般化、地方の寮制学校の首都圏入試の受験などが理由と考えられています。
およそ、ひとりが5~6校を受験するわけですが、併願校を決めていくうえでは、原則として併願校は「進学するかもしれない学校」であると考えたいものです。ともすると、合格至上主義に陥りがちで、合格することだけに関心が向いてしまいます。合格してから「この学校では…」とあわてるケースもあります。
中学受験は、事前のデータどおりに結果がでるとはかぎりません。むしろデータとちがった合否結果となることはめずらしくありません。ですから、ある程度の幅のなかから受験する学校を選んでいくことが、適切な学校選びにつながります。そして、併願校の選定に関しては、入試日ごとの合格難度の相違も考慮しておきましょう。複数回の入試機会がある学校では、それぞれの定員数のちがいや、同一日程の他校入試の状況によって、その難易度にちがいがあるので、注意が必要となります。


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