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合格のためにおすすめしたい勉強法

中学入試は算数の比重が大きいそうですが

中学入試は算数の比重が大きく、算数に圧倒的に時間をかけなければいけないと聞きました。家庭学習でも、算数に多くの時間をさいた方がよいのでしょうか。他の3科目も大事だと思うのですが。

4教科のうちで、マスターするのに時間を最も要するのは算数です。また、時間をかけただけ伸びるという科目特性もあります。しかし、算数のみでは合格できませんので、科目間のバランスが大事です。

中学受験の試験科目である国語・算数・社会・理科の4教科のうちでは、算数が最も時間を要する科目であることは確かです。それは、算数には一定の事項を覚えればよいという側面はなく、むしろ、それぞれの問題ごとに自分の頭で考えて、解法を見つけていくという科目特性があるからでしょう。
実際に、進学塾などの指導においても、算数にとくに力をいれた指導体系を採用している例も少なくありません。授業時間配分などで、算数に厚く時間をとる場合もあります。
算数の場合、応用的な問題を解く前提として、基礎・基本としての計算能力が一定のところに到達していることが求められるため、計算のトレーニング部分も軽視することができません。このような特徴から、「中学受験の算数をマスターするのには時間がかかる」といえるでしょう。
そして、算数のもうひとつの特徴として、他の科目に比べて点数の差がつきやすい科目ということです。算数が得意な子は、満点近くを取るのに対し、苦手な場合には、なかなか点数が伸びません。
こうしたことから、中学受験における算数の比重は確かに大きいとはいえますが、入学試験は算数の成績だけで合否が決まるものではなく、4教科の総合点での判定がなされます。大事なことは、受験科目それぞれのバランスです。算数に力を入れつつ、他の科目でも点数が取れるような勉強をしましょう。


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