Q&A

合格のためにおすすめしたい勉強法

確認テストでは点が取れるのに模擬試験の成績が悪いのはなぜ?

毎週のテストでは、比較的よい成績で点数も取れているのですが、模擬テストになると、思うような得点が取れず、偏差値もよくありません。なぜなのでしょうか。

模擬試験は、平常のテストよりかなり点数が下がっても当然といえます。模擬試験は点数や偏差値よりも、結果がでたあと、早めに弱点を探り、既習の問題であるなら、再度フィードバックして復習しましょう。

それまで毎週のテストではよい成績が取れていたのに、実践的な模擬試験や志望校の過去入試問題(過去問)に取り組むようになると、思うように点数が伸びないことは、しばしばあります。
毎週のテストのように一定の範囲から出題されるものについては、たとえば「予習シリーズ」の内容がベースとなった問題が主流であり、真面目に勉強に取り組んでいるなら、テストに出題される内容も子どもなりに予測がつくもので、点数も取りやすいといえます。
算数などでは、とくにその傾向が強く、出題範囲内で通用する解法パターンをマスターしていればよい得点が取れることもあります。
一方、模擬試験や入試の過去問では、つぎのような要素が含まれています。
●広い出題範囲
●予想できない出題パターン
●複数の単元にまたがる複合問題
●まだ習っていない解法を要する問題
このような要素が含まれているため、簡単には点数が取りにくくて当然ともいえるわけです。
ですから、模擬試験の結果に一喜一憂しても意味がないわけです。たとえば「合不合判定テスト」では、すべての設問について全受験者の正答率が発表されます。この正答率に着目して、他の多くの受験生は正解しているのに誤ったという問題をセレクトして復習してみるようにしましょう。そうした積み重ねが実力を増進させることにつながります。


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