Q&A

学校説明会に行ってみよう

入試直前の学校説明会には参加した方がよいのでしょうか?

私立中学校の広報活動は年々さかんになり、なかには受験の直前である1月などに学校説明会が実施されることがあるようです。こうした入試直前の学校説明会も参加した方がよいのでしょうか。また、受験生が参加してなにかメリットがあるのでしょうか。

学校内容をまったく知らずに受験することを少しでも減らしたいという私立学校側の配慮により、直前の学校説明会がもたれることがあります。また、入試問題をシミュレーションとして解く企画もあります。

ご質問のような入試直前の学校説明会を実施する学校も増えてきています。多くのかたが中学受験にのぞむようになってきた結果として、複数の学校を併願する受験パターンがごくふつうのスタイルとなってきました。
数校の受験を考えていく場合、まれに受験日の当日まで、受験生も保護者のかたも一度も学校を訪れたことがないままで受験をされるような事例も増加しつつあります。学校説明会がひととおり終了したあとの時点で、急遽併願校に組み入れたというような場合、入学試験当日に初めてその学校を訪問するというような事態も増えてきました。
そうした場合、入試当日にも説明会を実施している学校もあるようですが、可能であるなら、入試前に学校訪問をすることによって、不本意な受験という事態を少しでも減少できればという学校側の思いが、こうした直前の学校説明会開催につながったものといえるでしょう。
さらには、入学試験の直前期であることから、学校によっては前年の入試問題を実際の入試会場となる各校の教室で、入試シュミレーションとして解いてみる機会を設けることもあります。
受験することが確定している学校でこうした入試の演習を経験できることは、入学試験当日において、無用な緊張により実力を発揮できないという事態を避けられる面もあります。また、前年の問題について学校側が解説授業をしてくれることもあります。


これだけは確認しておこう


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