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合格のためにおすすめしたい勉強法

算数の最近の出題傾向にはどのような特徴がありますか

最近、算数の出題傾向として新しいタイプの問題がでてきている、というお話を塾でうかがいました。最近の算数の出題傾向としては、どのような特徴があるのでしょうか。

「割合」や「速さ」に関して、身近な数値が問題文に登場すること、また、最終的な答えだけではなく、途中の「考え方・解き方」が求められたり、発想力を問われる問題が増えつつあるのが近年の特徴です。

中学受験において算数の出題内容は、計算問題のほか、「平面の面積」「速さの三公式」「水位と高さ」「場合の数・確率」「平面図形」「立体図形」などが多く出題されています。これを見るかぎり、従来と出題の傾向が大きく変わった、というものではありません。
ただ、これらの「基礎学力」を問う問題にからめて「パズル」的な要素を含んだ問題も見られるようになりました。学習指導要領で算数の「知識」関連は削減されていますが、そのかぎられた知識を使ってパズルを解くような思考力が要求されているわけです。
こうした新しい趣向の設問を「新傾向問題」というジャンル分けをすることもありますが、これまでの典型的なパターン学習だけでは、通用しにくい問題が見られるようになったことが特徴といえるでしょう。対応策としては、日常から論理的なものの見方・考え方ができるような、家庭での生活が大切だということにもなります。
身近な数としては、割合の問題にお菓子づくりの粉をまぜるお話がでてきたり、速さの問題にエスカレーターやエレベーター、ビデオの録画に関することなども採用されています。また、トランプの数、サッカーの話題、速さと比の問題にトライアスロン競技から題材を取った問題もあったりします。
算数のしっかりした基礎力をつけたうえで、ふだんから、身近な数に興味を持っておくことが必要です。


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