Q&A

学校説明会に行ってみよう

複数の学校による「合同学校説明会」とは?

最近、各学校が単独に行うのではなく、いくつかの学校が共同して学校説明会を実施することがあるようですが、こうした「合同学校説明会」とはどんな内容の説明会なのでしょうか。各校での説明会とのちがいを教えてください。

合同学校説明会では、一度にたくさんの学校についての情報を得たり、資料の入手ができます。ただし、実際に受験しようと考える学校については、やはり学校に足を運んで「学校を見る」ことが大切です。

おたずねの合同学校説明会は、各地域の数校、もしくは10校ほどが合同で行ったり、大学附属校・女子校というような共通した要素を有する各校が共同で開催するものです。
近隣の2校・3校で共同して行う場合もあれば、数が多ければ20校以上が集まる場合もあります。また、都県の私立中高協会が主催し、所属の全私立校が一堂に会するといった大規模な「中学受験フェア」のような催しもあります。
これらの合同学校説明会は、受験生側からすると、一度にいくつもの学校の内容を知ることができますし、同時に何校もの学校パンフレットなどを入手できるだけではなく、それぞれの学校を比較しやすいというメリットがあります。
また、参加校があまり多くない合同説明会の場合には、それぞれの学校についてじっくりお話をうかがうこともできます。地域的に近接した学校が共同している場合には、互いに併願校となることもありますので、各校を比較対照できる場にもなります。
ただし、こうした合同説明会は、説明会場が学校以外の場所で実施されることがほとんどですので、会場に行きやすい便利さはあるものの、学校説明会の主目的である「学校を自分の目で見る」という柱の部分が脱落しているのが難点です。
実際に受験してみようという志望校をしぼりこんでいく時点では、合同説明会とは別に、各校を直接訪れ、学校を見ておくようにしたいものです。


これだけは確認しておこう


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