Q&A

これだけは確認しておこう

「基礎・基本が大切」というが中学受験での基礎・基本とはなに?

よく「基礎・基本が大切だ」とうかがいます。でも、中学入試問題を見てみると、とてもむずかしくて、基礎問題とは思えない気がします。中学入試における基礎・基本とはどのような内容をさすのでしょうか。

塾で使用されている一般的なテキストに掲載されている例題や導入問題が「中学受験における基礎・基本」です。けっして難解な内容ではなく、じっくり取り組めば、だれでも理解できる内容が基礎・基本です。

中学受験指導にあたっている先生がたが口をそろえておっしゃるのが、「中学受験は基礎・基本が重要だ」ということです。確かに、ご指摘のように、私立中入試問題を見ると、「はたして小学生で解けるものなのだろうか」と思ってしまうような問題もあります。
しかしながら、各私立中学校では、いたずらに問題の難度をあげることによって入学者選抜をしようと考えているわけではありません。むしろ、思考力を試そうとしたり、それまでまったく接したことのない内容に対して、自分なりの方法で試行してみる姿勢があるかどうかを試したいという意図からの出題が多くなってきています。
中学受験における基礎・基本とは、一般的にいわれる「読み・書き・計算」を大前提として、ごくふつうに用いられている進学塾のテキストに収録されている例題や導入問題が、その中心といえるでしょう。どこの塾のテキストにも載っているような一般的な内容ということです。
これらの問題は、公立小学校で使用されている検定教科書の内容と比較すれば、少しむずかしい応用的な内容を含んではいますが、きちんと学習すれば、そう理解が困難なものでもないはずです。
特殊な解法を要したり、細かな知識を求められるものではなく、じっくりと学習すればだれでも理解できるものといえます。こうした内容をきちんと理解・習得しておくことが、結果的には中学受験成功の原動力となります。


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