Q&A

じょうずな塾の活用法

塾には何年生から通い始めるのがいいの?

塾に通うのは「4年生からがいい」というかたもいれば、「いまは、もう4年生では遅い。もっと早い時期から通わせた方がいい」というかたもいます。実際にはどうなのでしょうか。

塾のカリキュラムは、受験までに必要な内容を2~3回フィードバックしながら学習するように構築されています。低学年からの勉強も、4年生からの学習も、5年生以降の本格的な中学受験のための下準備です。

一般的には新4年生(3年生3学期)からといわれていましたが、「ゆとり教育」導入にともなう「学習内容3割削減」の影響で、小学校での計算や漢字の読み書きという基礎部分がどうしても不足してしまう状態です。そこに不安を感じるようなら、低学年のうちから手を打っていく必要があります。
早めの通塾もひとつの方法でしょうし、四谷大塚の「リトルくらぶ」といった通信制の教材で家庭学習を開始するのもよいでしょう。
小学校3年生までは、家庭学習の習慣を身につけ、学校で不足がちな練習量を補っていくという考え方です。
プラスして「学習に興味を持たせる」「学習することの楽しさがわかる」ことを目的としています。こうした目的から、低学年では、授業数もそれほど多くはありません。
中学受験のカリキュラムは、受験までに必要な内容を2~3回フィードバックしながら学習するように構築されています。1度の学習では忘れてしまうことも多いので、繰り返し同じことをちがった角度からも勉強していきます。
たとえば、新4年生の塾での学習は、4年生なりのレベルで各科目をひととおり学習します。当然、基礎的な学力涵養をはかりつつ、新5年生からの本格的な受験勉強の1回目の下地、土台をつくっていきます。
通塾開始の時期よりも、それぞれの自覚と入塾後の努力が大切です。


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