Q&A

合格のためにおすすめしたい勉強法

理科的な思考力を伸ばすには?

子どもを将来、理科系に進ませたいと思い、中学受験もチャレンジしていきたいと考えています。子どものうちから理科的な思考力を養い、理科に興味を持たせるには、どのようにしていったらよいのでしょうか。

知識教科を効率よく勉強する方法は、暗記ではなく、実物に接し、実体験をとおして身体で感じておくことです。家族での旅行なども体験中心のものにしてみてはどうでしょうか。

中学受験が、4教科型入試が主流に移行しつつあるなかで、理科に早い段階で興味・関心を持つようにという姿勢はまちがっていないと思います。
つまり、算数・国語だけでは選抜試験として差をつけにくくなり、理科・社会という知識を基盤とした教科を加味しての入学者選抜を行う学校が増えてきたのです。
しかし、中学受験という範囲で考えても、理科や社会が「暗記科目」であるという理解は正しくありません。知識が重要であることは前提として、暗記ではなく、実物に触れ、実体験をとおして知識を構築していくところに本質があります。
ですから、家族での旅行・観光なども遊園地ではなく、海や砂丘、空港見学、工場見学、博物館、農家などを意欲的に訪れてみてはいかがでしょうか。
なにも旅行や外出だけが体験ではありません。理科や社会に関心を持てるようなグッズを購入してみる方法もあります。
おすすめしたいのは、「天体望遠鏡」「顕微鏡」「地球儀」「理科実験キット」などです。
自分で位置を見つけた星の特徴は忘れられませんし、顕微鏡で見た細胞も印象深いものです。地球儀で調べた大陸の位置関係や世界の国々の配置は平面地図とはちがった深い知識となります。簡単な理科実験をやるのもよいでしょう。
これらは親子で楽しみながら体験できる教材でもあり、理科の勉強につながっていきます。


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