Q&A

じょうずな塾の活用法

「塾を変わりたい」といいます。どうしたらいいでしょう?

小学校4年生から塾に通っているのですが、このところ、しきりに「塾を変わりたい」と子どもがいいます。親としては、現在の塾に不満はありませんし、よい塾だと思っています。こうした場合、どのように対処すべきでしょうか。

さまざまな理由が考えられます。お子さんの本心を聞きだしましょう。そのうえで、塾の先生とよく相談してみてください。お子さんが抱えている課題が解決できることも多いものです。勉強の効率を考えれば、いまのままの通塾をおすすめします。

塾は、学校とはちがい、原則として随時入塾できます。そして、ときおり、ご相談者のように「塾を変わりたい」というケースがでてきます。さまざまな理由があろうかと思いますが、まずは、お子さんとよく話をして、その理由を確かめてみましょう。
授業がむずかしいのか、ペースが速すぎてついていけないのか、教室が騒がしいのか、友だち関係でなにかトラブルがあったのか、先生と相性が合わないのか、自信を喪失しているのかなど、いろいろなことが考えられます。お子さんの本心をまず聞きだすことが肝要です。
そのうえで、塾の先生とよく相談してみましょう。お子さんが抱えている課題が解決できることも多いと思います。
もし、それでも転塾を選ぶ場合、環境の変化や新しい人間関係に順応するのに時間がかかることも考えられます。また、テキストが変われば、既習の部分を重複して学習しなければならなかったり、習ってない部分も生じることがあり、意外なロスとなってしまうこともあります。
さらに注意していただきたいのは、お子さんが友だち関係で塾を変わりたいという場合です。仲のよいお友だちが行っている塾に変わりたいとか、みんなの行っているところがよいというような主体性に欠けた理由での塾の変更は、あまりよい結果とはなりませんので、慎重に判断するようにしてください。
2度、3度と転塾することは非効率ですので避けるようにしましょう。


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