Q&A

ここを教えて!私立中学校のあれこれ

私立中のPTA役員などはどのようになっているの?

私立校と公立校の大きなちがいのひとつとして学校に対する親の関与だ、と私学に通っておられるかたにうかがいました。PTAなどの役員を押しつけられるようなことはないとのことですが、ほんとうですか。

PTA役員が、なかなか決まらないというようなことはまれで、進んで役員を引き受けるかたがおられたり、役員でないかたも積極的に協力してくれ、たとえ役員になってもその負担はきわめて小さいものです。

学校ごとに事情は異なりますが、一般に私立中高の場合、保護者の学校への協力態勢という点で、ごく自然に保護者間での役割分担がなされているのがふつうです。
PTAの各種役員にしても、押しつけあってなかなか決まらないというようなことはまれで、進んで役員を引き受けるかたがおられたり、役員でないかたも積極的に協力してくれるため、むしろ役員になった方が負担が小さいという場合すらあります。
それぞれの学校で、広い意味での学校文化が形成され、長く受け継がれており、保護者の活動においても、一部の人だけに負担がかかることはないように運営されているのが、私立中高の特徴といえるでしょう。
ただ、これら学校と保護者、保護者と保護者のかかわりは、私学においてはそれぞれの学校によってかなりの差異があります。学校によっては、クラス内の「連絡網」さえ個人情報保護の観点から、つくらないほど淡泊な学校もあり、保護者同士の交流を楽しみにしていた向きには「ものたりなさを感じる」ケースもあるようです。
逆に、保護者向けのカルチャー講座がさかんに実施されている学校や、父親を対象にした集いを定期的に開催していたり、土曜講座を保護者・教職員が生徒とともに受講できる学校もあります。
受験しようとする学校の、こうした事情を調べておくことをおすすめします。


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