Q&A

知っておきたい合格ノウハウ

中学受験では満点をめざす必要がないとはどういうこと?

1点でも多く得点することが合格に直結することだと思います。ところが、「中学受験では満点をめざす必要はない」というお話を聞きました。その真意はどんなところにあるのですか。

満点ではなく6割の得点を取れれば合格できます。手がつけられない問題にはこだわらずに、できる問題で確実に得点するという姿勢が、じつは合格への近道なのです。合格可能圏内に入る得点でよいのです。

受験学年になると、模擬試験や過去入試問題を使った学習態勢にはいっていきます。となると、保護者のかたは、どうしてもテストの得点や偏差値が気になってくることでしょう。
しかし、ここで注意すべきは、入試では100%の得点を期待しない方がよい、合格するためには満点は必要ない、ということです。
もともと入試問題は満点が取りにくいように作問されています。受験生の学力をはかるための問題ですので、やさしすぎず、むずかしすぎないように留意して問題はつくられています。
一般的に中学入試においても、60%程度の得点で合格ラインに到達する場合がほとんどです。つまり6割の得点でじゅうぶんに合格できるわけです。
保護者としては、受験生の各科目のそれぞれの分野での得意不得意を見極め、まず、得意分野での取りこぼしをなくし、苦手分野については、基本的な問題だけでもよいので確実に得点できるように勉強していきましょう。
模擬試験の復習にしても、誤った問題をすべてやり直そうとするのではなく、それぞれの設問ごとに受験者中における正答率を見て、ほとんどの人が正解しているのに、得点できなかったものだけを選びだして復習することが効率的です。
つまり、ほとんどの受験生が正解に達することのできなかった問題はパスしても、多くの人が正解した問題を確実に得点できるような勉強が有効なのです。


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